家を購入する時に、「防火地域」や「準防火地域」という言葉を初めて耳にされた方もいらっしゃると思います。
実際、私もそうです。
我が家は、準防火地域に指定されているのですが、家を建てるにあたって色々と規制があることを知りました。
これを知らなかった…となると、後で後悔することも出てきます。
必ず、事前にチェックしておきましょう!
準防火地域の規制
準防火地域というのは、都市計画法第9条20項に定められた法律で、都市部などの住宅密集地で、火事になった時の被害を小さくするために決められています。
その主な内容としては、家の耐火性能が求められています。
例えば
- サッシは網入りガラスもしくはシャッターをつける
- 窓は、防火窓から選ぶ
- 玄関ドアは、防火ドアから選ぶ
- 延焼のおそれがある外壁や軒裏は防火構造にする
等々…。
実は、結構細かく、色んなことが指定されているんですね。
もちろん、これをきちんと守っていなければ、建築確認申請も許可がおりません。
このような感じで、無指定の地域と比べると、選べる資材も違ってきますし、その分の費用も上がってきます。
ブログなどで、素敵なドアを見つけて、「うちもこんなドアにしたい!」と思っていても、防火ドアではないため採用できない…といったことも発生してしまいますので、土地を選ぶ段階から、地域は本当に良く考えないといけません。
ちなみに、費用の面ですが、我が家の場合は、工務店が担当している地域の多くが準防火地域のため、追加費用などはありませんでした。
「無指定の地域の方との差額もないので、準防火地域の方は追加費用がなくてラッキーです」と営業さんから聞きました。
ま、それが本当なのか営業トークなのかはわかりませんがw
追加費用のことは、家を建てる前にハウスメーカーさんなどに絶対に聞いておくことをおススメします!
準防火地域は選択肢が狭い?
準防火地域に家を建てる我が家は、無指定の地域の人が選べるカタログとは別のカタログをいただきました。
無指定の地域の方が選べる数と比較すると、若干の少なさはいなめませんでした。
ですが、調べてみると防火窓でも網入りじゃないオシャレなものもあったりしました!
例えば、クレトイシ株式会社さんのこの窓。
モンタージュという窓です。
出典:クレトイシ株式会社
クリアガラスですが、きちんと耐熱強化ガラスになっていて、性能評価試験にも合格しています。
追加費用はかかりますが、「網入りは嫌!格子窓にしたい!」けど、準防火地域だからあきらめないと…という方には、ピッタリですよね。
また、窓の場合はシャッターをつけるのであれば、網入りガラスじゃなくても大丈夫なんです。
もし、何か希望の形があるなら、事前に設計士さんやコーディネーターさんに相談すると、良い提案をいただけるかもしれません。
そして、自分でも調べてみると、意外な発見があったりするので、準防火地域だから…と諦めずに、理想のおうちを作ってくださいね(v´∀`*)
私の方でも、何かステキな情報があったらブログで紹介しますね♡
窓に関する記事ならこちらもどうぞ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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